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【徹底解説】現役男子高校生が感じた「ICT教育」

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みなさんこんにちは。高月つかさです。

 

今回のテーマはこれからの教育に関してです。

あくまでも僕の主観的なことが多くなってしまうかもしれませんがご了承ください。

 

さて、タイトルにもある通りですが「ICT教育」をご存知でしょうか?

これからの社会を生きていく中で必須とも言えるワードです。

ICT教育とはなにか、現役男子高校生が感じた現状など様々なことを書いていこうと思うので、最後までご付き合いください。

ICT教育とは

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情報化社会が進む中で、同時進行で進んでいっています。

ICTとは、Information and Communication Technology の略で情報技術通信を表します。ICT教育とは、教育現場で使われる情報通信技術そのもののことを表しています。

いくつか例を挙げると

  • 教室のプロジェクターに投影する
  • 電子黒板に問題を提示しながら解説していく
  • 生徒のタブレットを使って一瞬でクラス中に共有する

など、今まで難しかったことが簡単にできるようになります。

 

今現在取り入れられていICT教育はなんでしょうか?

などです。割と一般的に知られているものがほとんどです。

昔からパソコンやテレビは導入されている学校が多いと思います。

つい最近の某ウイルスが流行ってから一人一台のタブレット、パソコンなど急激に普及し始めたのは記憶に新しいと思います。

僕の学校や身近な部分の話は後ほどしますが、都市部に近いため、進んでいる方に感じます。

「ICT教育」が求められる理由

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大きく分けて2つ挙げられます。

1つ目は、わかりやすい授業の実現です。

学力を上げるためにはわかりやすい授業が必要ですよね?

ICTを使うことでより効果的に視覚や聴覚に訴えかけることができます。

たしかに、パソコンなどを使った授業は楽しかった思い出がありますよね。

 

2つ目は、いわゆる21世紀型スキルへの対応です。

従来の教育ではいかに大量に知識の暗記ができるかが重視されてきました。

しかし、今の時代簡単に大量かつ迅速に情報の入手が可能になりました。

そこで必要な情報を主体的に選び、活用するための「情報活用能力」「想像力」成長が必要視されています。

これも経験のあることなのですが、学校の先生から

「これからは覚えるだではだめだ。創造力や自分で正しい情報を活用するメディアリテラシーが必要だ」と言われてきました。

 

大学のテストもマークシート方式から手書きに変わったのもこのためと言われていますよね。

結構身近なところからも変わりつつあるということでしょうか。

ICT教育で用いられる教科書

主にデジタル教科書を使用していく方針と政府は言っていますが、どのようなものなのでしょうか?

“デジタル教科書とは、デジタル機器や情報端末向けの教材のうち、既存の教科書の内容と、それを閲覧するためのソフトウェアに加え、編集移動、追加、削除などの基本機能を備えるものを指します。 主に教員が電子黒板等により子供たちに提示して指導するためのデジタル教科書と、主に子供たちが個々の情報端末で学習するためのデジタル教科書に大別されます。”

引用:一般社団法人デジタル教科書教材協議会「デジタル教科書教材とは」http://ditt.jp/about/

要するにパソコンやタブレットなどを通して先生、生徒が共有できるということですね。

しかも、直接書き込んだものなどは先生が確認したり、提出物の確認なども一つの端末でできるため先生や生徒の負担も減らすことができます。

 

・ポイント・

まだまだ普及し、使い続けられる教材もあると僕は思います。

・ワークなどより関心や理解を深める教材

・単語帳など簡単に確認できる教材

 

デジタル教科書の機能を一覧にして簡単に書いていきたいと思います。

  • 拡大機能
  • 音声や解説動画の再生機能
  • 参考資料をより詳しく見る機能
  • 作図、描画機能
  • コンパスや定規の機能
  • 保存機能
  • 正答率の比較機

ICT教育のメリット

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1:わかりやすい授業

映像やアニメーション、音声、webサイトなどICTの活用によって飛躍的に変わっていきます。

たとえば、歴史の授業では映像を見せことによって簡単に時代背景などがわかりますよね。

算数などでは立体的な図形などは自分で動かしたり組み立てたりすることができます。

2:学習の効率化

黒板の板書を書き写すだけで授業が終わってしまったなんてことよくありますよね。

しかし、ICTを活用することで黒板の内容を簡単に生徒へ共有できます。

書き写す時間を問題を解く時間別の課題に取り組む時間にすることで効率的にできますよね。

3:校務の効率化

近年の教員は仕事量の多さに問題視されています。

コンピューターの整備などをすることによって教員の負担軽減を図り。より本質的な教育に時間を割く動きが期待されています。

4:個別指導

一人一人のレベルや理解度に応じた問題やサポートがしやすくなるのも事実です。

また、グループ学習などでは全員の意見を簡単に共有することができるのでより円滑に進めるなどといった便利な使い方ができます。

5:情報活用能力

情報化が急速に進むなかで、生徒が必要な情報、情報手段を選択し活用できる「情報活用能力」の重要性がますます高くなっています。これからの社会に対応していくため、子供の段階から補っていくことが大事になっていきます。

ICT教育のデメリット

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1:インターネットをめぐる問題

有害なサイトを通じた犯罪や長時間利用による健康被害が問題となっていますよね。トラブルにならないためにも適切に扱うための教育も同時進行で必要となります。生徒だけでなく、保護者や教員とともに正しく認識し、適切に対応していくことが大切です。

2:自分で考える能力の低下

わからない問題があってもネットで調べられるため、自分で粘り強く考える能力が低下することが懸念されています。

3:書く力の低下

デジタルデバイスを使用した場合、手書きをする行為が減るのも事実です。タブレットに書き込める教材やテキスト教材と併用していくことが大切です。

ICT教育の課題

主に地域格差があり過ぎることが問題となっています。

これは言わずもがなわかることですが、都市部と農村の地域とでは大きく格差が生まれてしまいます。この問題が解決するには長い時間を要することになると思います。

また、生徒や先生が使い方を学習し応用してくまで時間を要することも問題です。

先生に新しいことを教えていっても結果的に負担になってしまうと思います。

僕の意見

1:まだまだ普及していない

僕は都市部に近いとこに住んでいます。

自分の知人にたまに聞くのですが、

iPadとかパソコン、学校から支給されてる?」と。

大半がNOと答えます。

ということはまだまだ全国的に普及していないということですよね。

 

でも僕の弟(小学生)はつい最近iPadを支給されていましたね。なおかつロジクールのキーボードつきケースまで支給されていました。

また、僕の学校はかなり進んでいるため黒板は廃止されホワイトボードとiPadメインで

授業の進行をしています。もともと僕の地域ではそこそこ進んでいたので、大きな問題はなっかたのではないかと思います。

 

国は支援金として4.5万円まで支給すると言っています。

すこし専門的な話になりますが、支援金ないで買えるものって結構限られてきます。

いくつか候補を挙げると、

Windows

Celeron以上、ROM4GB以上、RAM64以上だった気がします)

Chromebook

iPad

となります。

 

ここで問題となるのはWindowsです。

Celeronってピンキリなんですよね…使えるものから動かないもの。

なかなか使われているWindowsですが、おっそいパソコンがほとんどです。

ちなみにiPad使っている僕がいうのもなんですが、Windowsが一番いいと思うんですよね。

将来性を考えた時、圧倒的に普及しているのがWindowsなんです。おもにOfficeソフトが使われていますよね。これを考えたらやっぱりWindowsがいいと思うんです。

 

話題をデジタル教科書に戻しますが、手書きができるということはタッチ操作が必要となります。ということは消去法でWindowsは無くなります。なぜなら金銭的にタッチ操作のできるWindowsは高いからです。

残った二択のChromebookiPadですが、こちらはタッチ操作の面でも金銭的にもクリアです。

結局、小学生・中学生に配布されるものは外で使うことを想定してないため、セルラーモデルじゃなくてもいいのです。

しかしChromebookの欠点としてWi-Fiがないと何にもできなくなってしまうという点です。

これは正直どうにでもなるため関係ないですね。

2:負担が大きい

前提としてこの政策は先生たちの負担を減らす政策でもあります。

ということを念頭に置いて聞いてください。

 

今新任の先生は多分「ICT教育」の使い方など最初から勉強されていると思います。

なので、比較的他の先生より使いこなしていると思います。

 

逆に考えてみましょう。

長年勤めている先生や忙しい先生たちはどう教育していくのでしょうか?

結構聞く話ですが、新しいことを取り入れるのって時間が必要です。先生たちも講習を受け、試行錯誤をしている最中だと思います。

普通の授業放課後の授業準備ICT教育の講習より多忙な校務

となっているんじゃないでしょうか?

今だけのこと思う方もいるかもしれませんが、日々ICTが進化していっているのも周知の事実です。

 

憶測ですが、今の日本の政治だと先生のICT教育の講習などはお給料に入っていないと思うんですよね。より教員という職業をブラックにしている気がしますね。

3:後先考えない結果が出ている。

すこし前iPadの無印がものすごい品薄状態になっていたのをご存知ですか?

さっきの話に戻りますが、Windowsもピンからキリまで販売しています。

学校で使用されているのは本当に使い物にならないものが多いようです。

 

政府はどこに何を思ってこんな条件、資金、政策をしているのでしょうか?

結果的にあんまり満足いく政策になっていないですよね?

 

だって、不満しか残らないようなことになっているから。

iPadが来たとこは当たりだろうし、そもそも通信環境の基盤すら整ってない地域があるのに

焦りすぎて前が見えてないですよね。

4:僕が思うICT教育

まず今の混沌としている世の中で新しい政策は良いと思います。

とにかく新しいことを試していく。結果的にいい方向へ向かうこと思っているからです。

しかし、現状農村部では圧倒的に基盤が整っていないため、そこから改善していかないと何にも始まらないと思います。

情報化社会において教育環境を変えていくのも大事だと思います。

本当にそこから変えていくべきなんですかね。

少しずつ変わっていく社会に対応していくべきなのではありますが、タイミングを考えて欲しいと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

結構詳しく紹介できたと思います。

IT教育はまだまだ未完成でこれから普及していくと思います。

使っていく先生や生徒だけでなく、保護者や政府の方などたくさんの人が理解し、

試行錯誤していくことが重要です。みなさんも少し考えてみてはいかがでしょうか。

 

以上、読んでくれた方に感謝です!

 

今回参考にしたサイト↓

www.digital-knowledge.co.jp